12月21日(日)、JAMTでは「海外癌医療情報リファレンス」10周年記念の特別セミナーを東京国際フォーラムにて開催致します。以下の詳細をご覧ください。
■プログラム:
~第1部~「職業としての医療翻訳・技術アップの知識」
13:30-「翻訳者・メディカルライターに知ってほしい医薬品開発の知識」
講師:辻村 信一(メディカルライター/メディア総研株式会社)
【医療翻訳やライティングは、文書の位置付けと読む対象が誰であるかを的確に把握しないと的外れになる。今回、翻訳を生業とする人、目指す人にとって医薬品の開発の全体像を認識することは重要な、抗がん剤を含めた医薬品開発のポイントを説明する。】
14:15-「がんとゲノム・遺伝子:ドライバー変異とその阻害剤から
新しい作用機序の抗PD(L)-1抗体を中心とした免疫療法の新展開」
講師:田中 文啓(九州産業医科大学第2外科)
【がん治療の最もホットな話題は言うまでもなく、抗PD(L)-1抗体による免疫チェックポイント制御阻害薬と各種癌におけるドライバー変異である。分子標的薬に関して最初に使用する際に遺伝子変異による個別化が重要であったが、最初の分子標的治療に耐性が生じた場合でも耐性の機序に応じて耐性を克服する時代に。】
~第2部~「海外と日本―がん医療におけるこの10年の歩みと今後」
15:10-「日本のがん医療事情について~がん研究の死の谷と情報リテラシー~」
講師:勝俣 範之(日本医科大学武蔵小杉病院 腫瘍内科)
【日本のがん研究は、素晴らしい基礎研究がある反面、基礎から臨床への応用に関しては、「死の谷」と呼ばれる大きなギャップがある。そのため、欧米に比べて、新薬開発に関して、大きな遅れをとってしまっている。一方で、がん医療の現実と一般国民が得られる情報には大きな隔たりがある。がん医療の現実と一般国民が得られる情報には大きな隔たりがある我が国の、がん医療の現状と今後の展望について。】
15:55-「21世紀のがん医療―10年の歩み」
講師:久保田 馨(日本医科大学付属病院 化学療法科)
【21世紀以降、がん患者への病名・病状の説明が広く行われるようになった。2006年のがん対策基本法成立には、がん患者の力が強く影響している。がんの予防、対処方法などサイエンスの進歩を社会に還元する共に、臨床研究立案にも患者が参画することが望まれる。】
■日程:12月21日(日)
■受付開始:13:00
開会時間:13:20 (セミナー終了予定16:50)
■場所:東京国際フォーラム ガラス棟 G404会議室
■住所:〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-5-1
アクセス:https://www.t-i-forum.co.jp/user/facilities/conference/
■定員:60名
■参加費:
・ボランティア会員/正/賛助会員 無料(特別感謝イベント)
・ 非会員/一般 2000円
* がん患者ご本人無料
■申込期限:定員になり次第
お申し込みはworkshop@jamt-cancer.orgまで
以下の項目を明記の上、メールにてお申し込みください
1)氏名 2)参加費区分(会員、一般、がんサバイバーの別) 3)住所 4)電話番号
■主催:一般社団法人 日本癌医療翻訳アソシエイツ(JAMT)
「『海外癌医療情報リファレンス』10周年記念がん医療セミナーのお知らせ」への1件の返信
がんサバイバーです。宜しくお願いします。